コーディネート上の諸注意

楽曲提供者と歌い手（演奏者）へのコーディネートを柊PROJECTでは行っております。

■報酬について

楽曲に関しては、クオリティバランスによってニーズ、バリュー（価格）が決まります。

音楽市場における楽曲提供物の価格は単品単利においては近年、大きく下降しています。

市場リサーチ、歌い手の予算、要望から算出された金額は、数年前と比較して大きく下落していることがあります。

提供者の考えとあわない報酬の場合、制作前にお断りくださってけっこうです。

※報酬の話しをオファー初期に必ず行います。

支払いは原則としてトラック完成、採用後となります。

■提供楽曲完成に対する考え

提供者が「完成したもの」として提出された楽曲等であっても、ニーズとあわないものである場合、手直し、やり直しをコーディネートは伝えることがあります。

楽曲、歌い手、ターゲットのニーズを満たせるよう、プロデュースを介在させることもあります。

制作物をいじられたくない、そのまま使いたい、という強い考えをお持ちの方のコーディネートは成立しにくいことをあらかじめご了承ください。

■依頼された楽曲の扱い

依頼があり、歌い手の雰囲気、キーチェック、要望などを伝えるコーディネート、楽曲に対するプロデュースが介在した場合、当該曲を他の提供希望者に試聴させる、コンペに提出する、インターネットへのアップロードを許可なく行うことは、著作権者であっても損害賠償の対象になることがあります。

クリエーターとして、ビジネス上の信用と「依頼者にとってのオンリーワン」を創出していくプライドの部分ですので、依頼された楽曲等を使いまわすようなことはないかと考えていましたが、契約上でお伝えしてなお、いくつか例があったため、諸注意に加えさせていただきました。

■発表までの工程

楽曲が世に出るまでは、先方のプロモート上の事情、スケジュールなど、楽曲完成後であっても、プロセスによっては比較的長い時間がかかることもあります。

あらかじめご理解、ご了承ください。